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                                                          J・Hair News VOL.3 

 円形脱毛症は発症後進行の早い場合は数ヶ月で毛髪全部が抜けてしまうケースもありますが、現在のところ原因と治療法が確定されていません。
 年単位の時間を費やしても、完治するのかしないのかの見通しさえつかないのが現状であり、本人や家族の精神的苦痛は、はかり知れません。
  にもかかわらず、「生死に関る病気ではない」と軽視されことも少なくなく、また、社会的にも病気としての認知や理解がほとんどない為に、差別やイジメの標的となることもあります。

 円形脱毛症という病気は、感染・伝染・生命危機の心配はありませんが、誰もが発症する可能性を秘めています。
  しかし、一旦発病すると他人の目に触れることを避けるため外出を控えたり、通学、通勤等の集団参加等も避けがちになり、治療のための通院にも支障を招いたりします。

 株式会社東京義髪整形では永年こうした患者さんを、お客様としてお迎えしており、その現状を見るにつけ、何かの形でお返しを出来ないものかと会を後援するに至りました。
 1975年に「円形脱毛症の子を持つ母親の会」として発足し、翌年7月に第1回のセミナーを東京で開催。以来セミナーを中心に活動を続け、1996年7月10日の第11回セミナーの開催と共に「円形脱毛症を考える会」と改称しました。

  現在会員数は約300名で、事務局の東京義髪整形の職員及び数名の会員が中心となり、年2回のセミナー開催、年6回の会報発行、医療相談等を行っています。
  また、この病気の啓蒙のため、会員さんの寄稿などによる「誰も知らない円形脱毛症」等書籍の発行も、積極的に取り組んでおります。

株式会社東京義髪整形 取締役
中山 雅史



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