企業の社会的責任が大きく取り上げられる昨今の社会情勢の中、「現場の営業がやり過ぎた」では許されない状況であることを真摯に受け止め、協会加盟各社の従業員一人一人にまで、ガイドラインの趣旨が徹底されることを期待して止みません。
創業の頃の、お客様との触れ合いが今でも心に浮かびます。当時は真にお客様の納得を得られるまで、十分なコミュニケーションを持てた時代でありました。何時からそれが失われてしまったのか。当業界は、決して売上至上主義で発展できた訳ではありません。お客様の髪の悩みを真剣に解決することで成長してきた業界であります。加盟各社がそれぞれの創意工夫と技術開発を行い、お客様との信頼の上で、更なる成長をしていくことを切望しております。
かつては、相互に連携をとることが稀であった業界各社が、これまで連帯して自主的なガイドラインをまとめ、実施できたことは業界としての成熟度の高まりと共に、運営委員と事務局各位の熱意の成果と思われます。協会参加各社がガイドラインを遵守し、消費者との共存を推し進めることこそ業界各社とそれぞれのお客様を守ることに直結していると私は確信いたしております。 |